刺身がもっと美味しくなる!醤油選びの極意
お刺身を食べる時、せっかくの新鮮なネタが醤油の味に負けてしまった経験はありませんか。
実は、お魚の味を最大限に引き出すためには、醤油の「塩角(しおかど)」が取れているかどうか。
福井県で150年以上続く岩尾醤油醸造元では、明治7年の創業以来、魚を知り尽くした初代・孫次郎の教えを守り続けてきました。
美味しい醤油の条件は、香り、味、色の三拍子が揃っていること。
日本海に近い福井の蔵で仕込まれる醤油は、潮風と厳しい冬の寒さを乗り越えることで、独特のまろやかさが生まれます。
岩尾醤油では、大豆と小麦、食塩というシンプルな原料選びに一切妥協しません。
これらを混ぜ合わせた「もろみ」を、金属製のタンクではなく、昔ながらの伝統的な木製の樽桶で寝かせるのがこだわりです。
木桶の中では、目には見えないたくさんの微生物たちが活動しています。この微生物の働きによる熟成と発酵が、人工的な調味料では出せない深いコクを生み出します。
「醤油そのものが主張しすぎず、素材の良さをそっと支える」のが理想の姿。
特にお刺身などの繊細な海の幸には、熟成期間をたっぷり設けて角が取れた、優しい口当たりの醤油がよく合います。
最近では、重い瓶を持ち歩く必要のない通販やお取り寄せを利用して、全国から福井の味を求める方が増えています。
普段の食卓を少し贅沢にする一本として、また大切な方への贈り物としても、天然醸造の醤油は喜ばれるでしょう。
福井にお住まいの方はもちろん、全国の魚好きの方にぜひ一度、その違いを体感していただきたいと考えています。


